2017年6月3日土曜日

Developer's Summit 2013 参加メモ(12)

もう4年も前のことですが、メモを発掘したのでナレッジ(備忘)スタックとするためアップします。。。


★受講中に書いていたメモを、推敲無しでそのまま上げています。
★誤字脱字、内容の漏れなどあるかと思いますがご了承下さい。。
実演!現場の悩みをTOCfEで考え抜く / TOCfE BootCamp実行委員会
BootCampやった
  • オラクル青山センター
  • XP祭り@早稲田大学西早稲田キャンパス
  • 今日が3回目
TOC知ってる?
  • Theory of Constraints (←出てこなかったけど)
  • 東京卸売りセンターではない
  • TOC for Education = TOCfE
    • 子供から大人まで、おじいちゃんおばあちゃんまで
吉田氏@Y2研究所より
  • 元はITエンジニア、今はコーチング
  • 6歳の子供でも、びっくりするような問題解決が出来る
    • 使いたいボールをいつも持ってかれちゃう
    • 25mどうしても泳げない
    • 「お姉ちゃんだから我慢しなさい」って理不尽
小学校一年生男子「くーちゃん」
悩み
  • ドッチボールすぐやりたい
  • 友達が「コートしっかり書かなきゃ!」
  • 毎日けんかする
で、
  • くーちゃん「大体合ってるコートを作る」
  • 友達「正確なコートを作ればいい」
  • 大人「仲良くしなさい!」
なぜ?ってくーちゃんに聞いてみた
  • 遊ぶ時間をたっぷりとりたい
  • 同じ簡単さ(公平)にしたいんじゃないか
最後にどうなっていたら嬉しい?
  • 勝った方も負けた方も嬉しいのがいい
くーちゃんの解決策
  • 遊ぶ時間がたっぷり取れて、公平に遊ぶには?
    • 真ん中を素早く計る!
    • 歩数で半分に切る
対立解消図(クラウド)で表す
  • クラウドコンピューティングではない
  • 「なんのために、これがしたいんだっけ?」
  • 考えるとちゃんと答えが出る
こんなことない?
  • 「仲良くしなさい」「静かにしなさい」「言うこと聞きなさい」
  • 子供が自分で考えて、問題解決を行う
  • 大人は支援だけ
川野氏@w2ソリューション より
こんなことありませんか?
  • 保守PJです。
  • お客さんに・・・
    • 腹が立つ
    • 文句ばかり言われる
  • で、
    • 言われるがまま
    • 黙って
    • 「しぶしぶ」やる
  • それをクラウドで解決しました。
事例
  • 割り込みが多い。しかもいつも迅速な対応を求められる
  • 常に全力対応。夜遅くまで。
    • しかし全く、感謝もされない
クラウドとは
  • 問題の特定と解決策を発見
  • 行動と要望と目標
  • 作って読む
作る
  • 問題を特定(シンプルに一文で明確に)
    • 何にモヤモヤしているんだろう?
      • 至急の問い合わせが多いこと
  • 対立している行動の特定
    • いつもどう行動しているんだろう?
    • 本当はどう行動したかったんだろう?
    • ここでジレンマを特定する
  • 要望の特定
    • 行動をとった動機を考える
    • 本当にやりたかったことの動機を考える
  • 共通目標の特定
    • 2つを満たす理想的な状況って何だろう?
読む
  • 〜をするには〜することが必要である。
  • 〜するためには〜するべきだと感じる。
  • 文の違和感(しっくり来ない感)を考える
  • しっくりくるよう書き直す
  • 要望とは行動の結果得られるもの、満たされるもの
直す
  • 本当にやりたかったことって?
  • その目的って?
  • 再度読み直して、当事者がしっくりくればOK
で、作ってどうするの?
  • 『なぜならば』枠から解決策を考える
    • 「『お客さんを安心させる』には『すぐに対応する必要がある』」
      • 障害が取り除かれないと不安だから
    • 「『』『』」
      • 仕事が中断すると予定が狂うから
解決策を考える
  • なぜならば・・・を崩す
    • じゃあ「不安にさせない」方法は?
      • お客さんが抱えている不安を聞き、不安解消の手を打つ
      • 定期連絡を取る(1時間後、とか)
    • 割り込みで仕事が中断することで予定が崩れる
      • タスクとして一旦保持して、対応順序を検討する
  • 2つの要望を満たす方法
    • 「安心させつつ予定通り進める」には
      • 今の状態を日時報告する
実際にやってみた
  • 日時報告
    • タスクボード(かんばん)があった
  • 不安解消
    • タスクに不安を追加
  • タスクの順番調整
    • とりあえずの期限を付加
その結果
  • 顧客からの至急要請が激減
    • 話す場が増えた
    • 相談がしやすくなる
    • コミュニケーションが増える
    • 不安も聞きやすくなる
まとめ
  • 簡単なことしかしていない
  • 思い込みを明確にして、それを崩す
    • お客さんを「あいつらは人間じゃねぇ、敵だ」と思っていた
  • 思い込みを崩すことで、問題は簡単に解決出来る
Actionについて

  • 思い出すキッカケをつくってほしい
    • 書く、でもいいしTweetでもいいし
  • 「なんのためにしているのか」真意を明らかにしよう
  • その他のTOC
    • ブランチ(バージョン管理ではない)
    • アンビシャスターゲットツリー
    • 障害(いいわけ)、中間目標(いいわけの解決)、行動

2013年2月15日金曜日

Developer's Summit 2013 参加メモ(11)

★受講中に書いていたメモを、推敲無しでそのまま上げています。
★誤字脱字、内容の漏れなどあるかと思いますがご了承下さい。。

開発者の資産形成に繋がるActionとは? / 東 賢@ インフラジスティックスジャパン

  • 2nd FactoryのDocZoom for Cloud
  • 25分なんでガンガン飛ばします
  • シニアUXエンジニア
  • NETADVANTAGE
  • IGUANA / IGNITEUI / NUCLIOS
  • データグリッドを商用利用OKな形で無償提供してます
  • プロトタイプツールIndigoStudioも無償提供してます

さて

  • デブサミ、これまでは「共感」
  • 今回は「Action」
  • 「デベロッパーの皆さんの活動が世界を良くします」

ところで「開発」って何でしたっけ?

  • 元は仏教用語
    • ブッセイを開き発する
  • ニーズや目標をソフトウェアに形で満たす
  • 社会をよりよく変えていく。

Actionの先には?

  • ゴールを考える。

  • Actionで社会を良くするには、あるレベル以上の「余裕」が必要になる

  • そのために何らかの形で「ビジネス」に関わる必要が出てくる

  • 望む・望まないに関わらず、私達は資本主義社会に生きていて、その経済活動の一部として暮らしている
    • それがいやならコルホーズ
    • なので、
  • 生きるための手段?趣味?Professional?
    • ならば商品だ
  • 僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?40年間ラットレース

  • 商品価値
    • 使用価値
    • 交換(労働)価値
    • まず労働価値で決まり、そのご使用価値で商品価値が増減する
  • ガートナーのハイプサイクル
    • 浮き沈みが激しい
  • Matz
    • お客様に対して新しいサービスを提供
    • 技術からおもしろいもの
    • 基礎的なアルゴリズム
  • PLとかBSとか見てますか?

  • PL思考
    • 仕事の満足感 - 仕事の再生産のためのコスト=自己内利益
    • 再生産のためのコストが変わらなければ、仕事の満足感が低下し「損」が出る
  • BS思考
    • 負債にならず資産化するようなスキルを蓄積する
    • 仕事の再生産のコストを抑えられる

資産化できる「ポータブルスキル」を身につけよう!

  • 登壇者の経験
    • サーバサイドWebテクノロジー ColdFusion / adobe
    • フロントサイドは Flash/Flex、WPS/Silverlight、、
    • そこから“UI / UX”
    • UI, UX for the rest of us / Global work / Business Management
  • Action、細かいこともあるけど、中期的に自分のことを見たりすると、、

オススメのポータブルスキル

  • コミュニケーション能力:英語含む
    • 日本語はつたないけど迫力がすごい海外の方
    • コミュニケーションは態度で決まる
    • エージェント「英語が出来る」だけで、この年収の差は何だ!?
  • 環境適応能力
    • 「私達の身の回りの環境は変わる」という前庭
    • 鈍感力
    • 周りが変わっても、自分はブレずにやることをやる
  • デザイン思考
    • Visual Designではなく、何かをする前の検討
    • 自らをデザインする
  • マクガイバリズム
    • 冒険野郎マクガイバー
    • 武器がなくても立ち向かう
    • 「とにかくやってしまおう」というマインド

デザインのススメ

  • もともとSWは目に見えないもの
  • ユーザのニーズを満たすためにはUIで目に見える形にしてあげる必要がある
  • 商品を売るにあたって、デザインスキルは必須のものになる
  • デザインスキルは使用価値も労働価値も高める
  • デザインは積極的に人間を対象にしているので、ぶれない
  • デザインを実装するテクニカルな部分は習得しやすい
  • 習得するテクニカルスキル→蓄積され、レバレッジになる部分を増やす

今の時代とこれからの進み方

  • DeviceAge

  • DEV-ICE-AGE

  • 恐竜は生き残れない。俊敏に変化に適応出来る必要がある。

  • 自分自身が変われても、周囲が変わらなければ

  • 世界を変えるのか、部品になるのか

  • 自分たちが考えたサービスで勝負するために必要なSWを自分たちの責任で設計し、成功を収める実感を持てる場所で働こう

  • マトリックスの目覚めたシーン参照。
    • 目覚めて下さい。周りを見回してみて下さい。

まとめ

  • これからどこに向かうのか
  • 何を貯金してきたか、これからは、その貯金で何をしたいのか
  • デザインをうまく利用して、人生を実りある豊かなものにし、世界を変えて下さい!
  • リスクをチャンスに変換していこう

Developer's Summit 2013 参加メモ(10)

★受講中に書いていたメモを、推敲無しでそのまま上げています。
★誤字脱字、内容の漏れなどあるかと思いますがご了承下さい。。

人が作るソフトウェア〜今「組織パターン」を読む意味〜 / 和智右桂@GxE・JavaEE勉強会

導入

自己紹介

  • @digitalsoul0124
  • グロースエクスパートナーズ株式会社勤務
  • JavaEE勉強会
    • 読書会
      • 黒猫本、EIP、DDD
  • ネコ好き
  • ITアーキテクト
  • 書籍翻訳
    • 継続的デリバリー、ドメイン駆動設計、実践TDD、組織パターン
    • 組織パターンは出版社向けに提案した初めての本

組織パターンとは?

  • 原書
    • 2004年刊行
    • 実質は90年代の本(10年にわたる組織研究)
    • scrumをはじめ様々なagile placticeのベースとなっている
  • なぜ今?
    • パターン言語 (PatternLanguage) ← 知ってる人は会場の1%くらいだった
    • ロール指向のチームモデル

たとえば、scrumって、、

  • よし、次のPJはscrumでやろう!
  • あなたの組織は (上司の頭さえ固くなければ) “scrum”を始められますか?
    • Three Roles
      • プロダクトオーナー、スクラムマスター、チーム
    • Four ceremonies
      • スプリントレビュー、スプリントレトロスペクティブ、、
    • Three Artifact
      • スプリントバックログ、、
    • こういったのをマルッと全部始めるのは難しい
    • ビッグバンというのがscrumの弱点
  • 価値を届けながら、一歩ずつ進めていかなければならない
  • どうすればいいだろうか?

パターン言語

  • パターンとは?
    • 繰り返し現れる
    • あるコンテキストにおける問題を解決する
      • scrum流行ってきた、よしやろう!→ビッグバン導入しなきゃ、とか *全体性に寄与する
    • 美的あるいは文化的な価値を反映する
  • パターン言語とは
    • パターンを一定の順序で組み合わせる規則

組織パターンの例

  • プロジェクトマネジメント
    • ワークキュー
  • 組織の漸進的成長
    • 防火壁
  • などなど、、
  • パターンに導かれて一歩ずつ進んでいこう

WFとAgileの違いは?

  • WFで批判すべきは「仕事を壁の向こうへ投げつけるスタイル」
  • プロセスはコミュニケーションと生産活動の構造から生まれる
  • ロール構造
  • 組織パターンの適用
  • コンウェイの法則
    • 汎用モジュールに職人
    • 個別モジュールは勉強中のエンジニア
  • 人のつながりがソフトウェアを作る

さいごに

  • 学びを、実践を「共有」しよう
  • 知の場=コミュニティを豊かにするために

Developer's Summit 2013 参加メモ(9)

★受講中に書いていたメモを、推敲無しでそのまま上げています。
★誤字脱字、内容の漏れなどあるかと思いますがご了承下さい。。

Webが生み出し始めた世界 / 江渡浩一郎氏@産総研

導入

  • 情報メディア史の観点から話をします

自己紹介

  • メディアアーティストから産総研へ

作品紹介

  • ウェブ・ホッパー / 1997
    • ブラウジングの軌跡を可視化
    • アルスエレクトロニカ賞グランプリ
  • インターネット物理モデル / 2001
    • 日本科学未来館
    • 白黒のボールでパケットを表現
    • 5人チームで制作。Rubyを利用
  • Modulode / 2005
    • マッチ棒連結みたいなので「動く3Dモデル」を作り、投稿できるWebアプリ
    • 2005年公開
    • 「創作性の連鎖」の研究
      • モデル再利用ネットワーク
  • qwikWeb
    • メーリングリストとWikiを統合したコラボレーションシステム
    • ruby周りを中心としたコミュニティで利用されている
  • Wedata
    • データ集約を目的としたサービス
    • AutoPagerizeで利用されている
    • autopatchworkはクライアントの一つ

実践知の実践

  • これらの作品は「集合知の実践」のアプローチ
  • 本を書いた(XP〜〜)

利用者参加型設計プロセスの歴史的発展

  • アレグザンダーのパターンランゲージ
    • 建築業界には普及せず、忘れ去られてしまった
  • ケントベック・ウォードカニンガム
    • デザインパターン / GoF
      • プログラムの記述のみ。プロセスには言及せず
    • XP
      • ソフトウェア開発パターンランゲージ
  • Wiki
    • HyperCard パターンブラウザ / 1987
    • WikiWikiWeb / 1995
    • Wikipeedia / 2001

ニコニコ学会β

  • 野生の研究者が研究を行う、研究団体・シンポジウム *プロの研究者と野生の研究者をつなぐ
  • オンラインとオフラインの融合
    • 研究100連発
      • 5人が25個の研究発表を15分で行う
    • 研究マッドネス
      • つくってみた系の発表
  • ニコニコ動画の文化が基底にある
  • 日本技芸、ヤマハ、ドワンゴ、クリプトン、産総研、、
  • 調べた結果を発表し、議論するのが学会。
    • 研究しよう、発表しよう。
    • ニコニコ学会では他薦も受け付けている
  • グッドデザイン賞受賞
  • 「イグノーベル賞の狙い方」レクチャー
  • 冨田勲と初音ミク
  • 情報処理学会全国大会

宣伝

  • LIFE by MEDIA 国際コンペティション
    • 情報メディアを使って生き方・暮らしの空間を変える
    • アイデア募集は3月

Webが生み出し始めた世界

  • 情報メディアとは、という観点で話します
  • 新聞、ラジオ、テレビ、インターネット(Web)、そしてその次は?
    • Webが1位になるのは分かっている。そのを考えたい
    • 15年〜17年くらいに新しいメディアが出来るのでは?
    • それこそが「Webが生み出したもの」なのでは?

情報メディア史

  • 芸術史
    • 呪術と一体化していた洞窟壁画
    • 教会建築と一体化していた絵画、ステンドグラス、、
      • 字の読めない人に教義を伝える
    • 商業芸術が始まったのは近代
      • 「モダニズムの絵画」クレメント・グリーンバーグ
      • 「メディア・スペシフィック」ジャクソン・ポロック
  • メディア史
    • 20世紀、マスメディアの登場
      • medium
      • mass
      • 「メディアはメッセージである」マーシャル・マクルーハン
      • 「グーテンベルグの銀河系」「Global Vilege」マーシャル・マクルーハン
      • 「グッドモーニング・ミスターオーウェル」パイク
      • 「Hole-In-Space」ギャロウェイ
      • 「Electronic Cafe」
  • 思考の道具としてのコンピュータ
    • DynaBook アラン・ケイ / 1972
      • マクルーハンの影響を受けている
      • A Personal Computer for Children of All Ages
    • 「コンピュータリテラシー」
    • 未来を予測する最良の方法は、自ら創り出すこと
  • 1994から、ネットワークアート
    • 「訪問者リスト」「PeepHole」「DotPaint」「RemotePiano」
    • Webを「表現行為のための場」とするためのネットワークアート

Webの未来について語る

  • 未来は必ずしも魅力的ではない
    • 例:Twitter
      • 140文字しか書けない制限
  • Webがメディアの頂点に立ち、ユニミディウム化
  • HTTP/2.0 (SOAP, REST, HTTPng, AJAX, SPDY)
  • 歴史は反復する
  • アランケイからマクルーハンへ回帰する
    • アランケイは本の虫
      • 本を読むことで世界を変える
    • マクルーハンはテレビ・ラジオ
      • 音声の世界
  • VR、ARの世界へ

まとめ

  • ニコニコ学会で研究発表やりましょう!

Developer's Summit 2013 参加メモ(8)

★受講中に書いていたメモを、推敲無しでそのまま上げています。
★誤字脱字、内容の漏れなどあるかと思いますがご了承下さい。。

最初に

コンテンツ委員 吉田パクえ氏から

  • もし貴方が何かを成し遂げたいなら、それはとても少しの勇気を持てたか持てなかったか。きっと、そのくらいの差でしかないと思います。

DevPower:デベロッパーが創る日本の未来を語ろう フューチャーセッション

登壇ゲスト

  • フューチャーセッション
  • 林浩一氏 @ ピースミール・テクノロジー
  • 市谷聡啓氏 @ 永和システムマネジメント
  • 山崎富美氏 @ Google

導入

  • DevPoewr:DevLOVEへのアンチテーゼ
    • 「あっ、そうなんですか」 / 市谷さん

自己紹介

  • セクター横断のイノベーションプラットフォームを提供します
    • 企業テーマ
    • 地域テーマ
    • 社会テーマ
  • これらをつなぐ対話の場。合意形成から創意形成へ
  • 多様なステークホルダー、未来のステークホルダーを招き、創造的な対話
    • 共通点ではなく、違いを見つけ、そこから気づきを得、アクションにつなげる。
      • (3/6にやるDevLOVEでやりたいこととイメージ近い!)

本日の「大切な問い」

  • Round1
    • デベロッパーにとって「必ず来る未来」
  • Round2
    • プロフェッショナルのデベロッパーとは
    • デベロッパーの「Love&Power」の高め方
  • 対話からコンセンサスを生み、Actionにつなげよう

“Power and Love” ?

  • アダムカヘン氏
  • Love
    • 分断していたものを統合し、つなげる力
  • Power
    • 他と分断し、自己を実現する力
  • 欠けちゃダメ
  • 高いレベルでの統合が、未来につながる

林さんより

  • 技術コンサルタント、エバンジェリスト
    • 「エヴァンゲリオンですか?」
  • ITコンサル、PM、ディレクター、ロジカルシンキング @ ウルシステムズ
  • PMTECH創立、利用者主導開発、プロジェクト管理支援
  • 昔も今も「イノベーター」でありたいと思い続けている

必ず来る未来

  • 企業システムを巨大会社に丸投げする時代は終わる
  • じゃあこれからの企業システムは誰が担う?
  • 担うのは進化したDeveloper
    • 深さ*幅*奥行き
    • OSSの奥の底まで潜れる技術力
    • 開発工程全体を見渡せる視野
    • ビジネスに繋がるステークホルダーとの調整力

市谷さんより

  • 開発現場のためのコミュニティ「DevLOVE」設立者
  • アジャイル開発のPM、よろずご相談受け @ 永和システム

必ず来る未来

  • 軸足を置く場所が「会社」から「自分」へ変わってきた
    • 会社よりコミュニティの方が長い
  • 面倒なことを処理してくれる「会社」と、自己実現のための「コミュニティ」
  • プロフェッショナルは「実現力」
    • (自分含め)誰かのために何かを成し遂げる力
    • それを重ね合わせ、チームで力を発揮していく
  • コミュニティは「可能性の厳選」
    • 存在し得なかった現実を創り出せる可能性
    • 共感→練習→計画設計→実践する

山崎さんより

  • Google Developers Group
    • Googleテクノロジーを使うデベロッパーのグループ
    • GDG Women
    • 日本のデベロッパーは会社主導よりコミュニティ主導のカンファレンス・学びの場が多い
  • Hack for Japan
    • 開発者からの「自分たちのスキルを役立てたい!」
    • OpenDataやhacker精神を広めるためのideasonやhackasonを実施
  • 東北Tech道場
    • ITやれる人を増やす取り組み
      • ビジネスが出来る可能性、夢と希望を与える
    • 道場、オフィスアワー、hangout
    • 少人数、初心者OK、学んだら教える

必ず来る未来

  • 市場・戦場がグローバルになる

  • 仲間も考え方もグローバルになる

  • 日本のデベロッパーコミュニティも変わっていっている
    • 世界一になる、世界一のモノを創る、English onlyなhackason
  • プロフェッショナルは好奇心
    • 14歳でW3CのML
    • 学ぶ→教える→伝える・シェア
  • “Open” がキーワード
    • Open to the world
    • 自分のDomainに閉じこもらない
    • Open to opportunities

さて、考えよう(参加者同士の対話)

「必ず来る未来」は?

  • 技術を突き進むか、マネジメントに進むかの分かれ道
  • 最近困ってることを紹介しあってました(よしおか氏)
  • 組織の支援以外に、一人一人が「何が出来るか」を問われるようになる
  • 会社の外での学びが、これまで以上に求められる

それに対して登壇者より

  • 一人が経験出来ることは限られている
  • 海外の人とのつながり、海外のコミュニティとのつながりを持ってみましょう
    • 実践してる人は会場の1%くらい
    • ぜひやりましょう!

プロフェッショナルのデベロッパーとは? デベロッパーの「Love&Power」の高め方は?

  • 視野狭窄にならないよう、自分と現場の目を開かせていく
  • プロフェッショナルに向かうコミュニティを創りたい

それに対して登壇者より

  • プロフェッショナルはお金を稼がなきゃ行けない
    • リスクを超えてチャレンジ出来る環境ができるといい
  • コンテキストごとの課題を解決出来る可能性を創れるのがコミュニティ
  • 大きい企業がITゼネコンじゃなくなったら、エンジニア個人個人が仕事を創らなきゃいけない。コミュニケーションをとっていかなければいけない

さぁ、Actionを考えよう

  • 「コミュニティと会社」じゃなくなっているんじゃないか
  • コミュニティに参加している人が、会社を利用して自分の幅を広げていく
  • コミュニティを学習の場だけでなく、自分の可能性を広げていく、出来ることを増やす、実現していく場と捉えていく。

Developer's Summit 2013 参加メモ(7)

★受講中に書いていたメモを、推敲無しでそのまま上げています。
★誤字脱字、内容の漏れなどあるかと思いますがご了承下さい。。

TED(Technology Enterprise Development)

  • 登壇者
    • 川添真智子氏(兼司会)
    • あまのりょー氏
    • 石沢ケント氏
    • 志茂吉建氏
    • 梅原直樹氏
    • 篠田健氏

導入

  • リラックスして下さいね
  • 運動しましょう
    • 両手を上げて、手のひらを天井に向けて、ぐーっと上げて!

TEDってなに?/Actionカード

  • TED
    • あのTED
      • スローガン「広める価値のあるアイデア」
    • DevSumi風にもじってみました
      • 登壇6名が「価値のある話」をします
      • みなさんのActionにつなげて下さい
  • Actionカード
    • 価値を考えよう、価値のないコトは捨てよう!!
      • 今の世の中、色んなもの色んな情報がありますけども
      • 整理しよう。その基準として「価値」を考えよう
    • いつも2つ考えよう!!
      • 複数の選択肢を持っていれば柔軟に動ける

Actionの価値 / 川添氏

  • 行動の直後には変化が起こる
    • 行動→変化→結果→(次の)行動→変化→・・・
    • 行動することで、行動前には起きなかった変化を発生させ、循環させることが出来る

実験しましょう

  • 飲食物持ち込みNGなので、想像で、、
  • 昆虫食+キャサリン
  • 行動前
    • 食べたくない、気持ち悪い、嫌だ!!!
  • 行動後
    • まずい、意外とうまい、いける?←これが「変化」
    • 次の行動として、食べる、食べない、少し食べる、が生まれる
    • やってみなければ分からない

Actionの価値は?

  • 強化の原理(行動分析学)
    • 行動を繰り返す原理
      • 行動することで良いことが起こった
      • 行動することで悪いことが無くなった
  • 昆虫食の結果を受けて、カエルを食べてみよう
    • 行動に変化が出る!
  • 行動の結果=経験値
    • 行動の裏には「隠された真の経験値」が!
  • 「変化」はイノベーション(=変革)のトリガー
    • 個人レベルのアクションがイノベーションのキッカケ、種になる
  • 行動と行動力
    • actionにはpowerが必要
    • powerは年齢とともに失われていく
    • actionがめんどくさいなぁと思い始めたら、、
    • 自分が出来なくても、他の人がActionできるチャンス・場を与えてほしい
  • エンタープライズな世界でも、Actionには価値がある。
    • 個人のActionがきっかけで世界を変えることは出来る。

MY JOB WENT TO VIETNUM? / あまのりょー氏

  • チアリーダー
  • プロジェクトファシリテーション
  • オフショア開発の事例紹介をします
    • 真の所は、やってみないと分からない
    • 上澄みでも共有することには価値がある

オフショア事例

  • 激しく不安
    • オフショア開発でPLは初めて、、
    • しかも経験がある中国じゃなくて初めてのベトナム、、
  • チームビルディングのタックマンモデル
    • 混乱期=Stormingは必ずやってくる、という覚悟をしておく
    • その後のPerformingも来る
  • PJ説明などのための出張、説明以外の意味でもすごく重要だった。
  • 偏愛マップ(MindMap)を使って自分のことを知ってもらう
  • Chat
    • PFの鉄板技mスタンドアップミーティングは出来ない。なのでChat
    • 細かい技術的な話は常時つないだChatで行う。
    • なにか聞いたらすぐ返してくれる、という感覚を持ってもらうのが重要
  • ビデオレターとか、ミーティングとか、泥臭いことをずっと続けていく
  • これはオフショア開発に限った話じゃない。
  • オフショアは若い。日本はおっさん。
  • 経験とモチベーションを相互補完する
  • ベトナムの現場リーダーの女の子とのChat
  • Extreme Experience「誰と」重要
  • 情熱プログラマー
  • 状況そのものを楽しめるか?←Action
  • MY JOB IS STILL HERE AND THERE!

エンタープライズアジャイル開発 / 梅原氏

  • RICOHの中の新規事業開発を担当。
  • Ricoh UCS(Unified Communication System) for iPad
    • 映像、音声、資料共有
    • エンタープライズ向けに提供
  • 社内標準開発プロセス×従業員数=染み付いた常識化
    • 従業員数が多ければ多いほど、、
    • 脱皮しない蛇は死ぬ
  • WF
    • 良くも悪くも滝
  • Ag
    • パターンが色々ある
    • 成功体験もたくさんある
  • プラクティスをやれば良くなるのではない。プラクティスを通じて「行動を変える」ことが重要
  • 何かを変えたいと思ったら、まずは自分が正しいと思うやり方でそれをやる。
  • それが正しければいつか広がるさ。
  • Action:コードのコミットからバグ発見までを最小にせよ
    • =ATDDでやろう。
  • ウォーターフォールの最大の問題
    • 後になればなるほどコストがかかるのは分かっているのに、テスト工程が最後になっている。
    • QCD守れ!ってうるさい人が言い出す
    • 実装+コミットから発見までが長引けば長引くほど、
      • 修正範囲が大きくなる
      • 設計が壊れ出す
      • コストもかかる
  • だから、要求→提供する価値ベースのテスト見直し→設計+実装
    • 受入れテスト仕様から詳細設計・実装をつくる
    • テストの自動化で、コミットとバグ発見が同時になる
    • 障害が早く発見されるので
      • 障害総数が減る
      • 範囲も少なくなる
      • 設計も改善される
      • コストも抑えられる
  • やり方を変える。そして結果を肌で感じると、チームの行動が変わってくる。
  • それがエンタープライズアジャイル開発。

RBAで楽ちんインフラ構築

  • 仮想化・OSSコンサルタント
  • インフラエンジニア
    • インフラ設計
    • Excelによる設定シートを見ながらコマンド入力
  • Excelシートからパラメータを読み込んで勝手に入力してくれたら楽だよね!

Run Book Automation

  • 手順書の自動実行を実現するには
    • 手順書から属人性を排除
    • 作業内容を明確化
  • インフラエンジニアって
    • GUIよりCLIが好きで、プログラムはほぼ組めない。
  • プログラマって
    • CLIよりGUIが好きで、インフラはよく分からない。
  • RBAの実現に必要なスキル
    • インフラを知っていて、プログラムが書ける。
    • 楽したい、コピペは嫌。
  • RBAで何が自動化出来るのか
    • OS(Linux/Windows)のインストール
    • MW(Tomcatとか)のインストールと設定
    • アプライアンスの設定
    • 設定ファイルの生成
      • Excelシートからの生成とか
    • RubyとかPerlとかで実装可能
  • 今後の課題
    • 現実的なエラー処理の実装
    • RBAの実施結果の評価またはテスト

エンタープライズ開発にもう一つの文化を / 篠田氏

  • タクシー利用してますか?
    • 乗客:電話する
    • タクシー会社:配車
    • タクシー:迎車
  • 2016年までにアナログ無線→デジタル無線
    • 機器買い替えは高い
    • 携帯は安い
  • あったら使うけど、、、

  • 受託開発以外のエンタープライズなシステム提供は、お金になるかwからない。

  • Agileとか意識高い系プロセスは、、、

  • 受託開発エンジニアは「動いてるアプリには手を付けない」

  • 継続的な改善に耐えうるコード品質が必要。

  • エンタープライズがオワコンなのではなく、オープン化からクラウドに至る技術のコモディティ化がビジネスの多様化を促進している。

  • 開発プロセスや組織を後付けするのではなく、技術力や技術に裏打ちされた文化を作る。 新しい文化を創ろう、多様化させよう。

  • 日常的に、コミュニティやOSSのコードに触れる
    • 優れたコードから感じられる、利用者への配慮、コミュニティでの交流、エンジニアリングについての多様な考え方
    • 小さなことからこつこつと
      • OSSが分からない動きしたらコードを読む、自動テスト書いてCIしてみる、読書会開く、チェックリストから自動化を検討、、
  • 去年、今年、来年、同じ愚痴はこぼしたくない。身近なところから始める。

(ここでMacBookが電池切れ、、、紙メモとったんで後で更新します)

2013年2月14日木曜日

Developer's Summit 2013 参加メモ(6)

★受講中に書いていたメモを、推敲無しでそのまま上げています。
★誤字脱字、内容の漏れなどあるかと思いますがご了承下さい。。

ノンプログラミングで高速開発-単純作業からクリエイティブワークへ- / 森一弥氏@インフォテリア

導入

  • コードはよく見るヤツ、ノンプログラミングはアイコンをつなぐようなイメージ
  • プログラミング楽しんでますか?
    • 始めた時は作りたいもののアイデアが山ほどあったり、作りたいアイデアが山ほどあったはず
    • それが、納期に追われ、無理な追加要求があり、長年の回収による属人化があり、、
  • プログラマーじゃなくても
    • 何度も同じことをしているのを自動化したり
    • 同じメールを何通も定期的に送ったり
  • ツールを使ってみよう
    • プログラマーは楽しい所だけに集中(クリエイティブワークへのシフト)できる
    • ノンプログラマもモノづくりの楽しさを味わえる

ASTERIA WARP FlowDesignerデモ

  • たとえば、DBの内容をExcelに出力
    • VBAとSQLの知識が必要になる。
    • それを不要とするアプローチがFlow Designer
  • IDEっぽいUI
  • プロジェクト作成
  • Flow
    • アイコンを配置してプロパティを設定(VisualStudio的)
  • SQLビルダー(Accessのクエリデザインビュー的)
    • コードを書かず、モデル(オブジェクト)の操作でSQLが生成される
  • Mapper
    • 抽出したデータを元にExcelのフォームへアウトプット

FlowDesignerデモ(WebAPIとの連携)

  • 顧客情報を引っ張って地図や最寄り駅の情報を付加する
    • salesforceの顧客情報 / GoogleMapの地図情報 / 様々なWebAPI をマッシュアップ
    • kintone(by Cybozu)にアウトプット
  • ちょっと複雑なフロー
  • 「テンプレート」にはコードを書く(JSONマッピング?)

FlowDesignerデモ(Webサービス、ファイル、社内システムの連携)

  • 社内で持っている売上情報とWebサービスの地域情報をつなげてWebアプリを作る
  • Excelファイルから抽出した情報と、GoogleAPI
  • ツールを作成して、ブラウザからそこにアクセスして画面が切り替わっていく
  • XMLでのやりとりが出来る⇒Ajaxアプリの自動生成が出来る?
    • ExcelからXMLを生成して、、、っていう細かいブロックを別フローで作る模様

まとめ

  • こんな時に有用です
    • IFの変更が多く発生する / 仕様が確定しない
    • 表示データの追加・変更要望が多く考えられる場合
    • 連携する項目が多い場合
    • プロトタイプ作成を繰り返すアジャイル開発
    • 開発経験者が少ない場合
      • ?コード経験者は必要なくても設計経験者は必要になるよね?